奥村みゆき

福岡生まれ。15世紀から20世紀までのレパートリーを持つ古楽フルート奏者。

パリを拠点とし、ヨーロッパ各地でコンサート及びフェスティバルに出演。

LPに録音された19世紀後半から20世紀初頭のフレンチスクールのフルートの音色に魅せられ、上野学園大学を卒業後渡仏、パリ及びストラスブールで研鑽を積む。ストラスブール、ラン高等芸術学校にてシルヴィア・カレッドゥ氏の下モダンフルートの修士課程取得後、トラヴェルソに転科。バーゼルに移りバーゼル・スコラカントルム音楽院でマルク・アンタイ氏の下修士課程修了。

パリ国際フルートコンクール特別賞入賞し、イルドフランス県国際ハープフェスティバルに客演。九州交響楽団、アンサンブル・エストオーケストラとソリストそして共演。

演奏活動の傍らフランス各地の音楽院で教鞭をとる。

趣味はハイキング、キノコ狩り、読書、香水収集。休日はパリ周辺の森かスイスの山で過ごす。

使用楽器について

モダンフルートは19世紀フランスで製造された銀食器を巻き管フルートに作り変える秋山フルートを愛用している。

19世紀以前の楽器について

ルネッサンスフルート:タルディーノ コンソート

バロックフルート:トゥッツ制作 I.H.Rottenburgh

バロックフルート:ヴェーマルス制作 Denner

8鍵フルート:トゥッツ制作 Grenser